介護士として働きながら、副業で収入を増やしたいと考えている方は多いでしょう。しかし、介護士におすすめの副業はどんなものがあるのでしょうか？また、副業をする際に注意しなければならないことは何でしょうか？さらに、副業を辞めて介護士に専念する場合はどのようにすればいいのでしょうか？
この記事では、介護士の副業について、以下の3つのポイントについて解説します。
- 介護士におすすめの副業8選
- 介護士で副業をする際の注意点
- 介護士の副業を辞める方法
介護士の副業に興味がある方はもちろん、フリーランスの介護士さん、将来介護士を辞めて独立を考えている方も是非ご参考ください。
介護士におすすめの副業8選
介護士におすすめの副業は、以下の8つです。
- 在宅ワーク：自宅や好きな場所でパソコンやスマホを使って仕事をすることです。介護に関するライティングやデータ入力、翻訳などがあります。
- コンビニの夜勤のアルバイト：夜間の時間を使ってコンビニで働くことです。時給が高く、仕事が比較的楽です。
- 飲食店でのアルバイト：飲食店でホールやキッチンの仕事をすることです。時給が高く、食事が無料や割引になります。
- 介護施設や訪問介護の夜勤のアルバイト：介護士としてのスキルや経験を活かして、夜間の見守りや緊急対応などをすることです。時給が高く、仕事が比較的楽です。
- 介護施設や訪問介護の日勤のアルバイト：介護士としてのスキルや経験を活かして、日常生活の支援やレクリエーションなどをすることです。時給が高く、仕事がやりがいがあります。
- 地域活動支援センターの仕事：高齢者や障害者などの社会参加や自立を支援する施設で働くことです。時給が高く、仕事がやりがいがあります。
- 家事代行の仕事：他人の家で家事をすることです。時給が高く、仕事が比較的楽です。
- スキルシェアサービスの利用：自分の持っているスキルや知識をオンラインで教えたり、学んだりすることです。収入が得られるだけでなく、自分のスキルや知識を磨くことができます。
これらの副業は、インターネット上の求人サイトやクラウドソーシングサイト、フリーランスマッチングサイトなどで探すことができます。自分の好きな時間や場所で働けるものが多いので、本業との両立がしやすいです。
介護士で副業をする際の注意点
介護士で副業をする際には、以下の8つの注意点があります。
- 職場で副業が禁止されていないか：職場の就業規則に副業禁止の記載がないかを確認しましょう。副業を禁止している施設で、副業していることが分かるとペナルティが課される可能性があるので、副業を諦めるか、副業OKの施設に転職しましょう。
- 業務内容は適切か：副業をする際に、どのような労働内容なのかという点にも留意しなければなりません。職場の就業規則によっては、仕事に支障をきたしたり、企業の機密事項が漏洩したり、会社に損害を与えたりする可能性のある業務に関する副業は禁止されています。そのため、副業を決める前に就業規則の禁止事項に当てはまっていないかを必ず確認してください。
- 労働基準法に反していないか：労働基準法に反していないかどうかも注意してください。労働基準法では、労働者の労働時間や休日に関する制度が設けられています。そのなかには、時間外労働の上限規制として、本業と副業を合わせて1日8時間の労働時間を超過してはならないことが記されており、副業を行う場合も原則的に守らなければなりません。会社と雇用契約を結ぶ、アルバイトや契約社員として副業をする場合は、労働時間を超過しないか確認しておく必要があります。
- 確定申告が必要な場合がある：副業で収入を得る場合は、確定申告が必要な場合があります。確定申告とは、年間の収入や支出を国に報告することです。確定申告をすると、税金の還付や追加の支払いが発生することがあります。確定申告が必要かどうかは、副業の種類や収入の額によって異なります。確定申告の方法や期限については、国税庁のホームページなどで確認してみてください。
確定申告の方法や期限については、以下のとおりです。
確定申告の方法
確定申告の方法は、大きく分けて3つあります。
- 電子申告：インターネットを利用して申告書を作成し、送信する方法です。国税庁のホームページから「e-Tax」というシステムにアクセスし、マイナンバーカードや電子証明書などを用意して申告します。電子申告のメリットは、申告書の作成が簡単で、税務署に行かなくても済むことです。電子申告の期限は、3月15日の24時までです。
- 郵送申告：紙の申告書を作成し、郵送する方法です。申告書は、税務署や市役所などで入手できます。申告書に必要事項を記入し、必要書類を添付して、税務署に郵送します。郵送申告のメリットは、税務署に行かなくても済むことです。郵送申告の期限は、3月15日の消印有効です。
- 窓口申告：紙の申告書を作成し、税務署に持参する方法です。申告書は、税務署や市役所などで入手できます。申告書に必要事項を記入し、必要書類を添付して、税務署の窓口に提出します。窓口申告のメリットは、税務署の職員に相談できることです。窓口申告の期限は、3月15日の17時までです。
確定申告の期限
確定申告の期限は、原則として2月16日から3月15日までです。ただし、以下の場合は、期限が延長されることがあります。
- 災害や事故などで申告ができない場合：国税庁が特別措置を発表する場合があります。その場合は、発表された期限までに申告すればよいです。
- 海外に住んでいる場合：3月15日の翌日から4月15日までに申告すればよいです。
- 申告書の訂正や追加が必要な場合：3月15日の翌日から4月15日までに訂正申告や追加申告をすればよいです。
確定申告の方法や期限について、わかりやすく説明しました。副業の収入が20万円を超える場合は、確定申告を忘れずに行いましょう。
介護士の副業を辞める方法
介護士の副業を辞める場合は、以下の3つのステップを踏みましょう。
- 副業先に退職の意思を伝える：副業先には、できるだけ早く退職の意思を伝えましょう。副業先によっては、退職するにあたって一定の期間の予告が必要な場合があります。その場合は、予告期間を守って退職しましょう。また、副業先には感謝の気持ちを伝えて、円満に退職しましょう。
- 確定申告をする：副業を辞めた年の確定申告は、副業の収入を含めて行わなければなりません。副業の収入が20万円を超える場合は、確定申告を忘れずに行いましょう。確定申告の方法や期限については、前述の通りです。
- 本業に専念する：副業を辞めたら、本業に専念しましょう。本業の業務に集中することで、スキルや知識を高めることができます。また、本業の職場の人間関係や雰囲気も改善することができます。本業に専念することで、介護士としてのやりがいや充実感を感じることができます。
介護士の副業を辞める方法について、わかりやすく説明しました。副業を辞める際には、副業先や税務署とのやりとりをしっかりと行いましょう。また、副業を辞めた後は、本業に専念して介護士としての成長を目指しましょう。
