有馬温泉で楽しむ歴史と温泉の魅力
こんにちは、今回は兵庫県の有馬温泉に行ってきました。有馬温泉は日本三古泉のひとつで、豊臣秀吉や徳川家康など歴史に名を残す人物も愛した温泉地です。有馬温泉は金泉と銀泉の二種類の泉質が楽しめるのが特徴で、金泉は鉄分を含む赤茶色の湯で、銀泉は炭酸水素塩泉で無色透明の湯です。有馬温泉はコロナ禍で苦しんだ時期もありましたが、最近は観光客が戻りつつあります。今回は有馬温泉でおすすめの観光スポットやグルメ、お土産などを紹介します。
有馬温泉で行くべき観光スポット
有馬温泉に来たらまずは温泉に入りましょう。気軽に入れる公衆浴場としては、金泉を楽しめる「金の湯」と銀泉を楽しめる「銀の湯」があります1。金の湯は温泉街の中心にあり、外にある「太閤の足湯」は無料で利用できます。銀の湯は温泉街から少し離れた場所にあり、寺町界隈の和の雰囲気を感じさせる建物です。どちらも大人650円、子ども340円で入浴できます。
温泉街の中心に位置する「ねね橋」は、有馬温泉のシンボルのひとつです。赤い曲線的な欄干が目を引く橋は、豊臣秀吉の正室・ねねにちなんで建てられたもので、橋のたもとには新谷英子作の「ねね像」があります2。秀吉夫妻は有馬温泉を愛し、別邸まで建ててしまったとか。ねね橋は写真を撮るのにもおすすめのスポットです。
有馬温泉の守護神として祀られている「湯泉神社」は、子宝・子授け祈願でも有名です3。有馬温泉の始まりといわれる伝説に登場する三神が祀られています。境内には「湯の花の滝」という滝があり、その水は金泉と同じ成分を含んでいます。滝の水を飲むと子宝に恵まれるという言い伝えがあります。
有馬温泉の歴史や文化を学べる施設としては、「有馬玩具博物館」と「有馬切手文化博物館」があります4。有馬玩具博物館は、グリコのおもちゃデザイナーとして活躍した加藤裕三氏らが設立したミュージアムで、ドイツの伝統的なおもちゃや現代のオートマタなどが展示されています。有馬切手文化博物館は、日本初の切手博物館で、世界各国の切手や切手の歴史や製造方法などが紹介されています。どちらも大人800円、子ども500円で入館できます。
有馬温泉の周辺にも見どころがたくさんあります。六甲山にある「六甲ガーデンテラス」や「六甲山アスレチックパークGREENIA」は、有馬温泉からロープウェイで行けます5。六甲ガーデンテラスは、絶景の展望台やレストラン、ショップなどがある施設で、六甲山の自然を満喫できます。六甲山アスレチックパークGREENIAは、森の中にあるアスレチックコースやアドベンチャーアトラクションなどが楽しめる施設で、子どもから大人まで遊べます。
神戸市内にある「神戸布引ハーブ園」や「神戸三田プレミアム・アウトレット」も有馬温泉からバスで行けます6。神戸布引ハーブ園は、ロープウェイで登ると、約200種類のハーブや花が咲く庭園やレストラン、ショップなどがある施設です。神戸三田プレミアム・アウトレットは、国内最大級のアウトレットモールで、約250のブランドショップが揃っています。
有馬温泉で味わうグルメ
有馬温泉で食べるべきグルメといえば、「あり釜めし」と「明石焼き」です。あり釜めしは、有馬温泉の名物で、銀泉の水で炊いたご飯に鮭や鱒、椎茸などの具材をのせて蒸し上げたものです7。くつろぎ家「くつろぎ釜飯」は、あり釜めしの専門店で、一人前1,300円で食べられます。明石焼きは、有馬温泉の十八番と呼ばれる料理で、小麦粉と卵、だし汁で作った生地にタコやネギなどを入れて焼いたものです8。竹中肉店は、明石焼きの専門店で、一人前1,000円で食べられます。
有馬温泉でおやつにおすすめなのは、「芸妓カフェ 一糸(いと)」と「カフェ・ド・ボウ/パン・ド・ボウ」です9。芸妓カフェ 一糸は、有馬温泉の芸妓さんが営むカフェで、お抹茶と和菓子のセットや、芸妓さんが作る手作りの和スイーツが楽しめます。カフェ・ド・ボウ/パン・ド・ボウは、有馬温泉で愛されるベーカリーカフェで、焼きたてのパンや美味しいコーヒーが味わえます。
有馬温泉で買うべきお土産
有馬温泉には、温泉にちなんだお土産や、地元の名産品がたくさんあります。ここでは、有馬温泉でおすすめのお土産をいくつか紹介します。
- 有馬八助商店の「有馬サイダーてっぽう水」は、日本初のサイダーとも言われる、有馬温泉の名物飲料です。炭酸泉に砂糖を加えて作られた、さっぱりとした味わいが特徴です。レトロなパッケージも魅力的で、お土産にぴったりです。
- 価格: 3240 円
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- きんせん堂の「金泉焼」は、有馬温泉の銘菓で、小豆餡を餅で包んで醤油で焼いたものです。香ばしい醤油の香りと、甘しょっぱい味わいが絶妙なバランスです。冷凍されているので、解凍して温めると、できたてのような美味しさが楽しめます。
- 川上商店の「松茸昆布」は、有馬温泉の名産品で、北海道産の真昆布と松茸を甘辛く炊いたものです。昆布と松茸の食感と風味が引き立つ、ご飯のお供に最適です。甘口と辛口があり、好みに合わせて選べます。
- カメ印の「入浴剤」は、有馬温泉の金泉と銀泉の泉質を再現した、お風呂用の粉末です。金泉は鉄分を含む赤茶色の湯で、銀泉は炭酸水素塩泉で無色透明の湯です。それぞれの効能や香りを楽しみながら、自宅で有馬温泉気分が味わえます。
**まとめ**
有馬温泉は、歴史ある温泉地としてだけでなく、観光スポットや美味しいグルメ、お土産などが充実している場所です。日本三古泉のひとつである有馬温泉で、歴史に名を刻んだ偉人たちも愛した湯に浸かり、美味しい食事を楽しみ、素敵なお土産を手に入れて、心地よいひとときを過ごしてみてください。有馬温泉の魅力は、温泉だけでなく、その周辺に広がっています。ぜひ一度足を運んで、その魅力を存分に味わってみてくださいね。😊