介護のリアル: 家族と共に笑い泣きする日々

このブログでは、介護ってこんな感じだよ、って率直にシェアしていくよ!介護って実は誰もが経験することだし、正直、時には大変だったり笑えることだってあるよね。ここでは介護の実情や悩み、そしてちょっとした助けになる情報をみんなで共有していくよ。助け合いながら介護の日々を乗り越えていこうぜ!

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介護現場のリアルを描く漫画『ヘルプマン!』の魅力とは?

介護というと、大変でネガティブなイメージがありますが、実は面白くてクリエーティブな仕事だと知っていますか?

介護現場を18年にわたって漫画に描き続けてきたくさか里樹先生の作品『ヘルプマン!』は、介護業界の魅力や課題を様々な角度から描いています。

この記事では、『ヘルプマン!』の内容やメッセージ、シリーズの歴史などを紹介します。介護に興味のある方はもちろん、漫画好きの方にもおすすめの作品です。

『ヘルプマン!』とは?

『ヘルプマン!』は、2003年から2021年まで連載された介護をテーマにした漫画です。講談社の『イブニング』でスタートし、後に朝日新聞出版の『週刊朝日』に移籍しました。第40回日本漫画家協会賞大賞を受賞しています。

主人公は、高校3年生のときに介護業界を目指すことになった恩田百太郎(おんだももたろう)。年配の女性が多いと思われがちな介護職に、若い男性である百太郎が挑戦していきます。

百太郎は、型破りともいえる発想力と行動力で、お年寄りやその家族の笑顔を引き出していきます。利用者主体のケアを行う百太郎の奮闘記は、「介護」に抱かれがちな負のイメージを覆し、介護業界で働く方、介護職を目指す方、介護に携わる方にとって学びの材料となっています。

『ヘルプマン!』は、認知症の当事者目線から見た「認知症編」や高齢者の性問題を扱った「高齢者性問題編」、定年退職後の人生を描いた「セカンドライフ編」など、高齢化社会の実情を様々な角度から描いてきました。

『ヘルプマン!』のメッセージとは?

作者であるくさか里樹先生は、『ヘルプマン!』を描くきっかけについて、以下のように語っています。

もともと「へこんでいる人に元気になってもらいたい」という想いで、ずっと漫画を描いてきたんです。 それというのも、私自身がへこんで、「漫画家をやめよう」と考えた時期があったから。 漫画は競争が激しい世界です。 当時の私は、編集者や読者の評価をすごく気にして、びくびくしながら漫画を描いていて……。 心が折れかかったときに、新聞で目にした「他人と自分を比べる人生は惨めである」という言葉が心に刺さったんです。 「自分で自分を惨めにしてしまっている。 もう、人からどう思われたっていいや」――そう思えたとき、本当に漫画を描くのが楽しくなりました。 そして、「私と同じような気持ちの人はたくさんいるんじゃないか」「その人たちが呪縛から解放されて元気になるような漫画を描きたい」と。 それを軸として、ジャンルを変えながら描いてきました。

くさか先生は、介護現場を取材してみると、普通のことじゃなくて「すごく面白くて、クリエーティブなこと」と気付いたと言います。 そのきっかけは、ある介護士さんのお仕事ぶりを拝見したことだったそうです。 その介護士さんはとてもクリエーティブで、修羅場ともいえるような状況を、知恵とユーモアで面白いことに変えてしまう方だったとのこと。 アイデア一つで、相手は笑顔になり、「ありがとう」の言葉をもらえて自分もうれしくなる。 「本当に面白い仕事です」と語る姿に、目からうろこが落ちたと言います。

この出会いによって、百太郎というキャラが解放されたというくさか先生。 「何をやってもいい。 何でも書ける」と、希望が湧いてきたと言います。 そして、『ヘルプマン!』のメッセージとして、以下のように述べています。

私は、介護のファンです。 介護は、人と人との関わりの中で、自分の力を発揮できる仕事です。 介護をすることで、自分も成長できるし、人の役に立てる。 それは、すごく素敵なことだと思います。 介護に興味のある方はもちろん、そうでない方にも、介護の魅力を知っていただきたいです。 そして、介護業界にもっと若い人が参入して、活躍してくれることを願っています。 『ヘルプマン!』は、そんな想いを込めて描いた漫画です。 ぜひ、読んでみてください。

『ヘルプマン!』のシリーズとは?

『ヘルプマン!』は、18年にわたって連載された長寿作品です。 その間に、百太郎は様々な介護現場で働き、様々な人と出会い、様々な経験をしました。 『ヘルプマン!』のシリーズは、以下のように分けられます。

  • 『ヘルプマン!』(2003年~2008年):介護の基礎を学ぶ百太郎の成長物語。 介護施設や在宅介護など、さまざまな現場でのエピソードが描かれます。
  • 『ヘルプマン!認知症編』(2008年~2010年):認知症の当事者目線から見た世界を描く。 百太郎は、認知症の方とその家族の支えとなります。
  • 『ヘルプマン!高齢者性問題編』(2010年~2012年):高齢者の性問題を扱う。 百太郎は、高齢者の性の悩みや願望に応えるべく奮闘します。
  • 『ヘルプマン!セカンドライフ編』(2012年~2014年):定年退職後の人生を描く。 百太郎は、自分の父親や同僚のセカンドライフをサポートします。
  • 『ヘルプマン!介護の未来編』(2014年~2016年):介護業界の未来を描く。 百太郎は、介護のイノベーションや社会問題に取り組みます。
  • 『ヘルプマン!介護の歴史編』(2016年~2018年):介護の歴史を描く。 百太郎は、介護の先人たちの足跡をたどります。
  • 『ヘルプマン!介護の世界編』(2018年~2021年):介護の世界を描く。 百太郎は、海外の介護事情や文化に触れます。

『ヘルプマン!』は、介護の現場をリアルに描いた漫画です。 介護に関する知識や情報はもちろん、人間の喜怒哀楽や生き方についても考えさせられる作品です。 介護に興味のある方はもちろん、漫画好きの方にもおすすめの作品です。 ぜひ、読んでみてください。

『ヘルプマン!』の読み方とは?

 

 

『ヘルプマン!』は、介護の現場をリアルに描いた漫画です。 介護に興味のある方はもちろん、漫画好きの方にもおすすめの作品です。 ぜひ、読んでみてください。

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