こんにちは、皆さん。今日は、先日話題になった俳優の岡田准一さんと玉木宏さんがブラジリアン柔術の世界大会に出場したことについてお話ししたいと思います。
ブラジリアン柔術とは、日本の柔道をルーツとしてブラジルで発展した格闘技で、立ち技よりも寝技に重点を置いています。相手の関節や首を極めてギブアップを奪うことが主な勝ち方ですが、ポイント制の試合もあります。近年では、総合格闘技の影響もあり、世界中で人気が高まっています。
そんなブラジリアン柔術に、芸能人も夢中になっています。特に、岡田准一さんと玉木宏さんは、昨年9月に米ラスベガスで開催された『ワールドマスター柔術選手権』に出場しました12。この大会は、年齢別に分かれたマスタークラスの世界大会で、40歳以上の選手が参加できます。岡田さんは、マスター3（41歳～45歳）の茶帯ライトフェザー級（64kg以下）、玉木さんは、マスター3の青帯フェザー級（70kg以下）にエントリーしました。
岡田さんは、初戦でアメリカの選手に一本勝ちし、2回戦でブラジルの選手にポイント勝ちしました。準々決勝では、世界ランキング1位のブラジルの選手と対戦しましたが、ポイントで敗れました12。しかし、世界のトップレベルの選手と互角に渡り合った岡田さんの健闘には、多くの称賛の声が上がりました。
玉木さんは、初戦でアメリカの選手にレフェリー判定で勝利しました。2回戦では、世界ランキング2位のアメリカの選手と対戦しましたが、スイープでポイントを奪われて敗れました12。しかし、デビュー戦であれだけ試合になるだけで凄いと評価されました。
岡田さんと玉木さんは、道場仲間であり、お互いに切磋琢磨しています。岡田さんは、2018年に茶帯に昇段しましたが、それまでは玉木さんと同じ青帯でした。岡田さんは、玉木さんに対して「道場で初めて会った人。彼はすごく真面目で、柔術に対する姿勢が素晴らしい」と語っています3。玉木さんも、岡田さんに対して「岡田さんは、柔術に対する情熱がすごい。彼の試合を見ていると、自分も頑張ろうと思える」と話しています3。
岡田さんと玉木さんは、柔術にハマったきっかけが映画だと言っています。岡田さんは、2019年に公開された映画『ザ・ファブル』で、殺し屋を演じるために柔術を始めました4。玉木さんは、2017年に公開された映画『22年目の告白』で、刑事を演じるために柔術を始めました5。それぞれの役作りのために始めた柔術ですが、その後も続けていることから、柔術の魅力に取りつかれたことが分かります。
岡田さんと玉木さんだけでなく、他にも柔術をやっている芸能人はたくさんいます。例えば、お笑い芸人のガリットチュウの福島善成さんや、俳優の綾野剛さん、山田孝之さん、松坂桃李さん、菅田将暉さん、橋本環奈さんなどです6。彼らは、柔術の楽しさや効果を語っています。柔術は、体力や筋力だけでなく、技術や戦略も重要なので、頭と体を使って考えることができます。また、柔術は、自分の力だけでなく、相手の力も利用するので、体格や性別に関係なく楽しめます。さらに、柔術は、自分の限界に挑戦することができるので、精神的にも強くなれます。
柔術は、芸能人だけでなく、一般人にも人気があります。日本ブラジリアン柔術連盟によると、日本国内の柔術人口は約10万人と推定されています。柔術ジムや道場も全国にあります。柔術は、誰でも始められる格闘技ですが、始める前には、自分の体調や目的に合ったジムや道場を選ぶことが大切です。また、柔術は、相手との信頼関係が重要なので、礼儀やマナーを守ることも忘れないでください。
岡田准一さんと玉木宏さんの世界大会出場は、柔術の魅力を多くの人に知らせるきっかけになったと思います。彼らの勇気ある挑戦に、私たちも刺激を受けて、柔術に挑戦してみませんか？柔術は、体と心のバランスを整える素晴らしい格闘技です。柔術を通して、自分の可能性を広げてみましょう。
