介護のリアル: 家族と共に笑い泣きする日々

このブログでは、介護ってこんな感じだよ、って率直にシェアしていくよ!介護って実は誰もが経験することだし、正直、時には大変だったり笑えることだってあるよね。ここでは介護の実情や悩み、そしてちょっとした助けになる情報をみんなで共有していくよ。助け合いながら介護の日々を乗り越えていこうぜ!

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認知症あるある!介護の現場で起こる笑えるエピソード

認知症の方を介護するときには、大変なことも多いですが、笑えることもありますよね。今回は、介護の現場で起こる認知症あるあるについて、実際のエピソードを紹介します。

認知症あるある1:同じ質問を何度もされる

認知症の方は、短期記憶が衰えるため、同じ質問を何度もされることがあります。例えば、「今日は何曜日?」や「ご飯はもう食べた?」などです。介護者としては、根気よく答えてあげることが大切ですが、時にはユーモアを交えて対応することもあります。

ある日、認知症のおばあさんが、「今日は何曜日?」と何度も聞いてきました。介護士さんは、「今日は日曜日ですよ」と答えましたが、しばらくするとまた同じ質問が来ました。そこで、介護士さんは、「今日は日曜日です。日曜日はお風呂に入りますよ」と言ってみました。すると、おばあさんは、「そうか、じゃあお風呂に入ろう」と言って、自分からお風呂に向かいました。介護士さんは、おばあさんがお風呂に入るのを手伝いながら、「これでしばらくは質問されないだろう」と思いましたが、お風呂から上がった後、おばあさんはまた「今日は何曜日?」と聞いてきました。介護士さんは、「今日は日曜日です。日曜日はお風呂に入りましたよ」と答えました。すると、おばあさんは、「そうか、じゃあお風呂に入ったんだね」と言って、満足そうに笑いました。

認知症あるある2:自分の家だと思って他人の家に入ろうとする

認知症の方は、場所や時間の認識が乱れることがあります。そのため、自分の家だと思って他人の家に入ろうとすることがあります。これは、介護者や近隣の方にとっては困ったことですが、笑い話になることもあります。

ある日、認知症のおじいさんが、散歩に出かけました。おじいさんは、自分の家の近くにある別の家の前に来ました。その家は、おじいさんの家と似たような色や形をしていました。おじいさんは、その家が自分の家だと思って、ドアを開けようとしました。しかし、ドアは鍵がかかっていて開きませんでした。そこで、おじいさんは、ドアベルを鳴らしました。すると、その家の主人が出てきました。主人は、おじいさんが誰なのか分からず、驚きました。おじいさんは、「どうして鍵をかけてるんだ?早く開けろ」と言って、主人に詰め寄りました。主人は、「ここはあなたの家じゃないですよ。あなたの家はあそこですよ」と言って、おじいさんの家を指さしました。おじいさんは、「そんなことない。ここが俺の家だ」と言って、譲りませんでした。主人は、おじいさんが認知症だと気づいて、優しく説得しようとしましたが、なかなか聞き入れてくれませんでした。そこで、主人は、おじいさんの家の鍵を持っている介護士さんに電話しました。介護士さんは、すぐに駆けつけて、おじいさんを連れて帰りました。おじいさんは、自分の家に着くと、「ああ、やっぱりここが俺の家だったんだ」と言って、納得しました。主人は、おじいさんに謝られて、笑って許しました。

認知症あるある3:昔のことを今のことだと思って話す

認知症の方は、長期記憶は残っていることが多いですが、現在のことは忘れやすいです。そのため、昔のことを今のことだと思って話すことがあります。介護者としては、その話に合わせて聞いてあげることが大切ですが、時には面白い話になることもあります。

ある日、認知症のおばあさんが、「今日は息子が結婚式をするんだ」と言いました。介護士さんは、「おめでとうございます。どんなお嫁さんになるんですか?」と聞きました。おばあさんは、「とても可愛くて優しい子よ。名前は○○っていうの」と言いました。介護士さんは、その名前がおばあさんの本当の嫁の名前だと知っていました。おばあさんは、昔のことを今のことだと思っているのだと分かりました。介護士さんは、「それは素敵ですね。どこで結婚式をするんですか?」と聞きました。おばあさんは、「○○ホテルでするのよ。とても豪華なところなのよ」と言いました。介護士さんは、そのホテルがおばあさんの息子の結婚式の会場だったことを知っていました。おばあさんは、その結婚式のことを鮮明に覚えているのだと感心しました。介護士さんは、「それは楽しみですね。おばあさんはどんなドレスを着るんですか?」と聞きました。おばあさんは、「ピンクのドレスを着るのよ。とても似合うって言われたの」と言いました。介護士さんは、そのドレスがおばあさんの写真に写っているドレスだと知っていました。おばあさんは、そのドレスをとても気に入っているのだと思いました。介護士さんは、「ピンクのドレスを着るのよ。とても似合うって言われたの」と言いました。介護士さんは、「ピンクのドレスはおばあさんにぴったりですね。おばあさんはとても美しいですよ」と褒めました。おばあさんは、「ありがとう。そう言ってくれると嬉しいわ」と言って、笑顔になりました。介護士さんは、おばあさんの笑顔を見て、嬉しくなりました。

認知症あるある4:自分の年齢を忘れる

認知症の方は、自分の年齢を忘れることがあります。そのため、自分が若いと思って話すことがあります。介護者としては、その話に合わせて聞いてあげることが大切ですが、時には驚くこともあります。

ある日、認知症のおじいさんが、「今日は娘の誕生日だから、プレゼントを買いに行くんだ」と言いました。介護士さんは、「おじいさんの娘さんは何歳になるんですか?」と聞きました。おじいさんは、「5歳になるんだよ。とても可愛いんだよ」と言いました。介護士さんは、おじいさんの娘さんが実際には50歳だと知っていました。おじいさんは、自分の年齢を忘れて、昔のことを今のことだと思っているのだと分かりました。介護士さんは、「5歳の娘さんにはどんなプレゼントを買うんですか?」と聞きました。おじいさんは、「人形を買うんだよ。娘は人形が大好きなんだよ」と言いました。介護士さんは、「人形は娘さんに喜ばれるでしょうね。おじいさんはどこで人形を買うんですか?」と聞きました。おじいさんは、「○○デパートに行くんだよ。そこにはいろんな人形があるんだよ」と言いました。介護士さんは、そのデパートがおじいさんの家の近くにあることを知っていました。おじいさんは、そのデパートに行くのを楽しみにしているのだと思いました。介護士さんは、「それはいいですね。おじいさんは一人で行けますか?手伝って欲しいことがあったら言ってくださいね」と言いました。おじいさんは、「ありがとう。でも、大丈夫だよ。俺はまだ若いんだから」と言って、元気に出かけました。

認知症あるある5:自分のペットを探す

認知症の方は、自分のペットを探すことがあります。そのペットは、昔飼っていたものや、実際には存在しないものかもしれません。介護者としては、そのペットのことを聞いてあげることが大切ですが、時には困ることもあります。

ある日、認知症のおばあさんが、「ミーちゃんがいないの。どこに行ったのかしら」と言いました。介護士さんは、「ミーちゃんというのは、おばあさんのペットですか?」と聞きました。おばあさんは、「そうよ。ミーちゃんは、白いふわふわの猫なのよ。とてもかわいいのよ」と言いました。介護士さんは、おばあさんの家に猫がいないことを知っていました。おばあさんは、ミーちゃんという猫を飼っていたことがあるのか、それとも想像した猫なのか分かりませんでした。介護士さんは、「ミーちゃんはどこにいるかな?一緒に探してみましょうか?」と言いました。おばあさんは、「ありがとう。ミーちゃんは、よくベッドの下に隠れるのよ」と言いました。介護士さんは、おばあさんと一緒にベッドの下を覗きましたが、猫の姿はありませんでした。おばあさんは、「ミーちゃん、どこに行ったの?出てきてよ」と言って、泣きそうになりました。介護士さんは、おばあさんをなだめようとしましたが、なかなか落ち着きませんでした。そこで、介護士さんは、おばあさんの部屋にあるぬいぐるみの猫を取ってきました。介護士さんは、「おばあさん、見てください。ミーちゃんが見つかりましたよ」と言って、ぬいぐるみの猫をおばあさんに渡しました。おばあさんは、ぬいぐるみの猫を見て、「ミーちゃん、やっと見つかったのね。よかったわ」と言って、抱きしめました。介護士さんは、おばあさんがぬいぐるみの猫を本物の猫だと思っているのだと分かりました。介護士さんは、「おばあさん、ミーちゃんはおばあさんのことが大好きですよ。おばあさんもミーちゃんを大切にしてあげてくださいね」と言いました。おばあさんは、「もちろんよ。ミーちゃんは私の大事な家族なのよ」と言って、幸せそうに笑いました。

まとめ

認知症の方を介護するときには、笑えることもあります。認知症あるあるについて、実際のエピソードを紹介しました。介護者としては、認知症の方の話に合わせて聞いてあげることが大切ですが、時には笑って楽しむこともあります。認知症の方とのコミュニケーションは、介護の楽しみの一つです。