介護の仕事は大変なことも多いですが、笑えることもありますよね。介護士あるあるとして、共感できるような笑えるエピソードをご紹介します。
エピソード1:歯が入ったお弁当
ある日、おばあちゃんが残していたお弁当をおじいちゃんが食べていると、「何か硬いのが混じっている」と言いました。出してみると、それはおばあちゃんの入れ歯でした。おじいちゃんは「これはおまけか?」と笑っていましたが、介護士は驚きと恐怖で固まってしまいました。
エピソード2:幽霊が憑いたベッド
認知症のおばあちゃんが住む部屋に、介護用の電動ベッドを設置しました。しかし、おばあちゃんは「このベッドには幽霊が憑いている」と言って、絶対に寝ようとしませんでした。夜中に金縛りにあったり、足元にお化けが見えたりすると言っていました。ベッドを交換したら、その現象はなくなったそうです。ベッドに何かあったのでしょうか?
エピソード3:娘になりきる介護士
認知症のおばあちゃんは、介護士のことを自分の娘だと思っていました。介護士は何度も正していましたが、おばあちゃんは聞く耳を持ちませんでした。ある日、おばあちゃんが「娘よ、私のお金はどこにあるの?」と聞いてきました。介護士は「お金はありませんよ」と答えましたが、おばあちゃんは「娘が全部使ってしまったのね。許さないわ」と怒り出しました。介護士は「ごめんなさい」と謝りながら、おばあちゃんをなだめることになりました。
エピソード4:強引なお礼
介護士がおばあちゃんの部屋に訪問すると、おばあちゃんは自分のお菓子を強引に差し出してきました。「ありがとう」と言って受け取ろうとすると、「一度出したものは引っ込められん!」と言って、手を離しませんでした。介護士は「お礼は言わなくていいですよ」と言いましたが、おばあちゃんは「言わなきゃいけないことは言わなきゃいけないのよ」と言って、しつこくお菓子を押し付けてきました。介護士は仕方なくお菓子を受け取りましたが、その後もおばあちゃんは「もっと食べなさい」と言って、お菓子を渡そうとしてきました。
エピソード5:お風呂の攻防戦
お風呂に入りたがらないおじいちゃんがいました。介護士は「お風呂に入りましょう」と言っても、「めんどくさいからいい」と言って断ります。介護士は「お風呂に入ると気持ちいいですよ」と言っても、「気持ちいいものは罪だ」と言って拒否します。介護士は「お風呂に入らないと病気になりますよ」と言っても、「病気になっても死なないからいい」と言って聞きません。介護士は「お風呂に入らないと孫に嫌われますよ」と言っても、「孫はもう来ないからいい」と言って無関心です。介護士は「お風呂に入らないと神様に怒られますよ」と言っても、「神様なんていないからいい」と言って無神経です。介護士は「お風呂に入らないと私が悲しみますよ」と言っても、「私はあなたのことが嫌いだからいい」と言って無情です。介護士は「お風呂に入らないと…」と言いかけると、おじいちゃんは「もういい! 早く入れ!」と言って、お風呂に入りました。介護士は「やっと入ってくれましたね」と言って、ほっとしました。