田中麗奈といえば、1998年に映画「がんばっていきまっしょい」で主演デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の新人賞を受賞した女優です。その後も「はつ恋」「東京マリーゴールド」「ゲゲゲの鬼太郎」などの映画や「猟奇的な彼女」「徒歩7分」「美しき罠〜残花繚乱〜」などのドラマに出演し、幅広い役柄を演じてきました。2023年には初の舞台にも挑戦し、ますます活躍の場を広げています。
この記事では、田中麗奈の魅力と活躍について紹介します。田中麗奈のプロフィールや経歴、出演作品の中で特に印象的な役柄や演技、私生活でのエピソードなどをまとめています。田中麗奈のファンはもちろん、これから彼女の作品に触れてみたいという方にもおすすめの記事です。
田中麗奈のプロフィール
- 生年月日：1980年5月22日（43歳）
- 出身地：福岡県久留米市
- 身長：158cm
- 血液型：A型
- 職業：女優
- 事務所：テンカラット
- 配偶者：一般人男性（2016年結婚）
- 子供：1人（2019年出産）
- 特技：茶道（裏千家中級）、中国語
田中麗奈の経歴
田中麗奈は、5歳の時から女優を志し、小学6年生の頃からオーディションを受け始めました。高校在学中の1998年にサントリーのジュース「なっちゃん」のCMで人気を集め、同年に映画「がんばっていきまっしょい」で主演デビューしました。この作品で日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、キネマ旬報新人女優賞やスポニチグランプリ新人賞などを受賞しました。
その後も「GTO」「はつ恋」「ざわざわ下北沢」「ekiden 駅伝」などの映画や「Over Time-オーバー・タイム」などのドラマに出演し、若手女優として注目されました。2006年には、主演映画「暗いところで待ち合わせ」で盲目の女性役を演じ、高い演技力を見せました。また、広島原爆をテーマとした漫画「夕凪の街 桜の国」の映画化に自ら出演を希望し、主演を務めました。
2007年には、「ゲゲゲの鬼太郎」の実写映画で猫娘役を演じ、続編にも出演しました。2008年には、「犬と私の10の約束」「山桜」「築地魚河岸三代目」などの映画に主演し、多彩な魅力を発揮しました。同年には、「猟奇的な彼女」で連続ドラマに初登場し、話題を呼びました。2010年には、出身地の久留米市から「久留米ふるさと特別大使」に任命されました。
2015年には、連続ドラマ主演2本掛け持ちという快挙を成し遂げました。「徒歩7分」と「美しき罠〜残花繚乱〜」でそれぞれ異なる役柄を演じ分け、女優としての幅を広げました。2016年には、医師と結婚し、2019年には第1子を出産しました。2018年には、映画「幼な子われらに生まれ」で毎日映画コンクール女優助演賞を受賞しました。2023年には、初の舞台「思い出トランプ」に出演し、新たな挑戦をしました。
田中麗奈の出演作品
田中麗奈は、これまでに数多くの映画やドラマに出演してきました。その中でも特に印象的な役柄や演技をピックアップして紹介します。
映画「がんばっていきまっしょい」（1998年）
田中麗奈の主演デビュー作であり、代表作のひとつです。高校のボート部に所属する女子生徒の青春を描いた作品で、田中麗奈は部のエースである篠村悦子（悦ネエ）役を演じました。悦ネエは、仲間との絆や恋愛に悩みながらも、全国大会を目指してボートに打ち込む姿が感動的です。田中麗奈は、この作品で日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、キネマ旬報新人女優賞やスポニチグランプリ新人賞などを受賞しました。
映画「はつ恋」（2000年）
田中麗奈の代表作のひとつであり、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した作品です。田中麗奈は、中学生の会田聡夏役を演じました。聡夏は、父親の再婚相手の連れ子である高校生の翔太に恋をするが、翔太は白血病で余命わずかと知らされます。聡夏は、翔太の最期の願いを叶えるために奮闘します。田中麗奈は、初恋の切なさや苦しみを繊細に表現し、観客の心を揺さぶりました。
映画「ゲゲゲの鬼太郎」（2007年）
田中麗奈は、水木しげるの人気漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の実写映画で、猫娘役を演じました。猫娘は、妖怪の世界と人間の世界の間に立ち、鬼太郎やねずみ男と共に様々な事件に巻き込まれます。田中麗奈は、猫娘の可愛らしさや勇敢さ、鬼太郎への想いなどを見事に演じました。続編の「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」（2008年）にも出演しました。
