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女子バスケ日本代表、パリ五輪最終予選に挑む

 

2024年2月8日から11日まで、フランスのボルドーで行われるFIBA女子オリンピック世界最終予選に出場する女子バスケ日本代表のメンバーが発表された。東京オリンピックで銀メダルを獲得したメンバーから6人が選出されたほか、2016年リオデジャネイロ五輪で主将を務めた吉田亜沙美が代表復帰を果たした。日本はグループBに入り、カナダ、ベルギー、韓国と対戦する。上位2チームがパリ五輪の出場権を獲得する。

東京オリンピックのメンバーから6人が続投

日本バスケットボール協会は2月7日、FIBA女子オリンピック世界最終予選に臨む女子日本代表選手12人のメンバーを発表した。昨夏の東京オリンピックで銀メダルを獲得したメンバーからは、髙田真希、本橋菜子、林咲希、馬瓜エブリン、宮崎早織、赤穂ひまわりの6人が名を連ねた。髙田は代表チームのキャプテンを務める。

吉田亜沙美が代表復帰、新顔は3人

一方、新たに選出された6人の中で注目を集めるのは、2016年リオデジャネイロ五輪で主将を務めた吉田亜沙美だ。吉田は東京オリンピックのメンバーから外れたが、その後のWリーグでの活躍が評価され、代表復帰を果たした。吉田は日本代表の司令塔として、経験と技術を発揮することが期待される。

そのほか、初めて代表に選ばれたのは、東京羽田ヴィッキーズの落合里泉、トヨタ自動車アンテロープスの近藤楓、シャンソン化粧品シャンソンVマジックの河村美幸の3人だ。落合はスピードとパスセンスに優れたポイントガード、近藤は高いシュート力とディフェンス力を兼ね備えたシューティングガード、河村は身体能力とリバウンド力が際立つセンターとして、それぞれチームに貢献することができる。

グループBでカナダ、ベルギー、韓国と対戦

日本はグループBに入り、カナダ、ベルギー、韓国と対戦する。カナダは世界ランキング4位で、東京オリンピックでは準々決勝で敗退したが、強力なディフェンスとバランスの取れたオフェンスを持つ強豪だ。ベルギーは世界ランキング6位で、東京オリンピックでは4位に入った。エマ・メセマンやジュリー・アレマンなど、欧州のトップリーグで活躍する選手が多く、高い技術と組織力を誇る。韓国は世界ランキング19位で、東京オリンピックの出場は逃したが、アジアのライバルとして侮れない。パク・ジス、カン・アジョンなど、シュート力の高い選手が揃っている。

日本はグループBの中で最も世界ランキングが低い(10位)が、東京オリンピックでの銀メダル獲得により、自信と実力をつけた。トム・ホーバスヘッドコーチは「世界最終予選は非常にレベルの高い大会だが、我々は東京オリンピックでの経験を生かして、パリ五輪の切符を手に入れたい」とコメントしている。

まとめ

  • 女子バスケ日本代表のメンバーが発表された
  • 東京オリンピックのメンバーから6人が続投、吉田亜沙美が代表復帰、新顔は3人
  • グループBに入り、カナダ、ベルギー、韓国と対戦する
  • 上位2チームがパリ五輪の出場権を獲得する

以上、女子バスケ日本代表のパリ五輪最終予選に関する記事でした。この記事が役に立ったら、ぜひシェアしてください。