介護のリアル: 家族と共に笑い泣きする日々

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エヌビディア決算、AIとゲーミングで好調 中国市場の不安は払拭できるか

米半導体メーカーのエヌビディアは21日、2023年11月-2024年1月期の決算を発表した。売上高は前年同期比21%減の60億5000万ドルだったが、市場予想を上回った。人工知能(AI)やゲーミング向けの半導体が好調に推移したことが要因だ。しかし、アメリカ政府の中国向け半導体輸出規制の影響は依然として大きく、今後の業績に不透明感が残る。

AIとゲーミングで売上高をけん引

エヌビディアの売上高は、前年同期の76億4300万ドルから21%減少したが、市場予想の59億ドルを上回った。主力のゲーミング部門の売上高は前年同期比12%減の24億ドルだったが、前四半期比では10%増加した。新型コロナウイルスの感染拡大による在宅需要の高まりや、新しいAdaアーキテクチャGPUの発売が好影響を与えたとみられる。

また、AI開発向けの半導体を手掛けるデータセンター部門の売上高は前年同期比7%減の19億ドルだったが、前四半期比では16%増加した。AIの需要が世界中で急増しており、クラウドサービスプロバイダーや企業がエヌビディアのAIスーパーコンピューターやソフトウェアを利用しているという。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは、「AIは転換点を迎えており、あらゆる産業において幅広く採用されようとしています」とコメントした。

中国市場の不安は払拭できるか

一方、エヌビディアの決算で注目されるのは中国市場の動向だ。アメリカ政府は昨年10月に高性能半導体の中国向け輸出への規制を強化すると発表した。エヌビディアは前回の決算発表時に、規制強化の影響を受ける地域では「11-1月期の売り上げが大きく減少する」としていた。エヌビディアは中国に輸出するため性能を抑えた半導体の受注を始めたと報じられているが、11-1月期決算で中国市場の落ち込みが大きくなり、他地域でカバーできない状況が明るみに出るなどすれば、投資家の失望を招くおそれもある。

実際、エヌビディアが前回決算を発表した翌日の11月22日、エヌビディアの株価は前日比2.46%下落した。12月6日までの2週間では約9%値下がりし、年明けまで決算発表前の株価を超えられない状況が続いた。決算の内容自体は、売上高、1株当たり利益、11-1月期の見通しがいずれも市場予想を超える好決算だっただけに、投資家が中国市場の先行きに抱く懸念の大きさが現れた形だった。

エヌビディアの株価はその後、1月8日に個人が使うパソコン向けの高性能半導体が発表されたことを機に上昇が勢いづいた。今回の決算発表では、11-1月期の実績と2-4月期の見通しに加え、中国市場をめぐる逆風の克服シナリオを示さなければ、高まる期待に応えきれない結果とみなされる可能性がある。

まとめ

エヌビディアは21日、2023年11月-2024年1月期の決算を発表した。売上高は前年同期比21%減の60億5000万ドルだったが、市場予想を上回った。人工知能(AI)やゲーミング向けの半導体が好調に推移したことが要因だ。しかし、アメリカ政府の中国向け半導体輸出規制の影響は依然として大きく、今後の業績に不透明感が残る。エヌビディアは中国市場の不安を払拭することができるかが、今後の株価のカギを握るといえるだろう。