介護のリアル: 家族と共に笑い泣きする日々

このブログでは、介護ってこんな感じだよ、って率直にシェアしていくよ!介護って実は誰もが経験することだし、正直、時には大変だったり笑えることだってあるよね。ここでは介護の実情や悩み、そしてちょっとした助けになる情報をみんなで共有していくよ。助け合いながら介護の日々を乗り越えていこうぜ!

MENU

公共型施設と民間型施設の違いとは?介護施設の種類と特徴を解説

介護施設には、公共型と民間型という大きな分類がありますが、その違いは何でしょうか?また、それぞれの施設にはどのような種類や特徴があるのでしょうか?

この記事では、介護施設の公共型と民間型の違いや、それぞれの施設の種類と特徴について解説します。介護施設を選ぶ際の参考にしてください。

公共型と民間型の違い

公共型の施設とは、国・地方公共団体・社会福祉法人などが運営する公的な介護施設のことです。国の補助により設立されている施設のため、入居費用や月額利用料などを安く抑えることができ、利用希望者も多いといえます。

対する民間型の施設とは、民間企業が運営している介護施設で、訪問介護事業や通所介護事業などの会社が運営するケースが多いといえるでしょう。公共型の施設にはない充実したサービスや環境などが提供されるケースが多く、費用は高めであるものの、比較的入居しやすいことがメリットです。

公的施設の種類

公共型といわれる公的施設には、次のような種類があります。

  • 特別養護老人ホーム
  • 養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 介護療養型医療施設
  • ケアハウス

それぞれの施設について特徴など簡単に説明していきます。

特別養護老人ホーム

費用を安く抑えて介護ケアを利用できる入所施設で、日常生活の介護・リハビリ・レクリエーションなどのサービスが利用できます。要介護度が高い高齢者が対象で、入所には要介護認定と市町村の審査が必要です。

養護老人ホーム

身体・精神・経済面などの理由により、自宅で生活できない高齢者が入所することができる施設です。介護サービスは基本的にはなく、食事や清掃などの生活支援が中心です。入所には要支援認定と市町村の審査が必要です。

介護老人保健施設

退院後に自宅で自立した生活を送るために、リハビリを中心としたケアを受けることができる短期的な入所施設です。医師や看護師などの専門職が常駐しており、医療的なケアも受けられます。入所には要介護認定と医師の同意が必要です。

介護療養型医療施設

慢性疾患で長期療養が必要な方が介護を手厚く受けることができる施設です。現在は病状が安定していても、自宅で療養生活することが厳しい場合など、医療・介護・リハビリなどのサービスを利用できます。入所には医師の同意が必要です。

ケアハウス

60 歳以上で自立した生活を送ることができるものの、独立した生活に不安がある場合に利用できる施設です。食事や清掃などの生活支援サービスがあり、レクリエーションなど活発な施設も多いことから、充実した生活を送ることが可能となります。入所には要支援認定が必要です。

民間施設の種類

民間型といわれる施設にも次のとおりいくつか種類があります。

  • 有料老人ホーム
  • グループホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅

それぞれの施設について特徴など簡単に説明していきます。

有料老人ホーム

有料老人ホームには、介護付有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの 2 種類があります。介護付有料老人ホームでは 24 時間体制で介護ケアを利用でき、住宅型有料老人ホームでは外部の介護事業者と契約することで介護サービスを利用できます。どちらも入居一時金や月額利用料などが発生しますが、施設によっては介護保険の適用もあります。入所には要介護認定や施設の審査が必要です。

グループホーム

認知症の高齢者が、 1 つのユニットで共同生活を送ることができる施設です。 6 人から 10 人程度の少人数で、食事や掃除などの日常生活を行います。介護スタッフが 24 時間体制でサポートし、介護保険の適用もあります。入所には要介護認定や施設の審査が必要です。

サービス付き高齢者向け住宅

自立した生活を送ることができる高齢者が、安心して暮らすことができる施設です。個室や共用スペースがあり、食事や清掃などの生活支援サービスや、緊急時の対応などの安全確保サービスが提供されます。介護サービスは外部の介護事業者と契約することで利用できます。入居には要支援認定や施設の審査が必要です。

まとめ

この記事では、介護施設の公共型と民間型の違いや、それぞれの施設の種類と特徴について解説しました。介護施設を選ぶ際には、自分や家族の状況やニーズに合わせて、費用やサービス、入所条件などを比較検討することが大切です。

介護施設に関する情報は、インターネットや電話などで調べることができますが、実際に見学や体験入所をすることで、より具体的なイメージを持つことができます。気になる施設があれば、事前に予約をして、見学や体験入所をしてみましょう。

介護施設は、高齢者の生活の場としてだけでなく、介護のパートナーとしても重要な役割を果たします。自分にとって最適な施設を見つけることで、快適で充実した高齢期を過ごすことができるでしょう。