介護のリアル: 家族と共に笑い泣きする日々

このブログでは、介護ってこんな感じだよ、って率直にシェアしていくよ!介護って実は誰もが経験することだし、正直、時には大変だったり笑えることだってあるよね。ここでは介護の実情や悩み、そしてちょっとした助けになる情報をみんなで共有していくよ。助け合いながら介護の日々を乗り越えていこうぜ!

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ベッドから車いすへの移乗のポイントと注意点

ベッドから車いすへの移乗は、介護の現場でよく行われる作業ですが、正しい方法を知らないと、利用者や介助者にとって負担や危険が大きくなります。この記事では、ベッドから車いすへの移乗のポイントと注意点を解説します。

移乗の前にすること

移乗の前には、以下のことを必ず行ってください。

  • 車いすの点検をする。ブレーキやタイヤ、座席などが正常に動作するか確認する。
  • 車いすの位置を調整する。ベッドの横に45度の角度で近づける。アームサポートやフットサポートは上げておく。
  • ベッドの高さを調整する。車いすよりも少し高くなるようにする。利用者の足の裏が床につくか確認する。
  • 利用者に移乗の意思を伝える。移乗の手順やタイミングを説明し、同意を得る。

移乗の手順

移乗の手順は、以下の通りです。

  1. 利用者をベッドの端に浅く座らせる。利用者の膝と肘を支点にして、てこの原理で上体を起こす。
  2. 利用者の上半身を車いすの方に向ける。介助者は利用者の肩甲骨と骨盤を支える。
  3. 利用者の体重を介助者にかけさせる。介助者は腰を落として重心を下げる。利用者は介助者の肩に手を回す。
  4. 利用者を車いすに移乗させる。介助者は掛け声とともに利用者を持ち上げて車いすに乗せる。
  5. 利用者の姿勢を調整する。利用者を深く座らせる。フットサポートやアームサポートを戻す。

移乗の注意点

移乗の際には、以下の注意点を守ってください。

  • 車いすとベッドの位置に気をつける。ベッドと車いすの間に隙間がないようにする。
  • ハンドブレーキをしっかり固定させる。ブレーキがかかっていないと、車いすが動いてしまう。
  • 腕の力だけで移乗介助を行わない。腰や膝を使って力を分散させる。
  • 速いスピードで介助を行わない。利用者に不安や恐怖を感じさせないようにする。
  • ズボンを掴まない。ズボンが破れたり、利用者に痛みを与えたりする。

まとめ

ベッドから車いすへの移乗は、介護の現場で頻繁に行われる作業ですが、正しい方法を知らないと、利用者や介助者にとって負担や危険が大きくなります。この記事では、移乗の前にすること、移乗の手順、移乗の注意点を解説しました。移乗の際には、利用者の状態や意思を確認し、安全に快適に移乗できるように心がけましょう。