介護のリアル: 家族と共に笑い泣きする日々

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介護職員に多い病気10選!原因・症状・対策を徹底解説

介護職員に多い病気10選とその対策

介護職員は、高齢者や障害者の生活支援や身体介護を行う仕事です。介護職員は、利用者のニーズに応えるために、日々精神的・肉体的に負担のかかる業務をこなしています。そのため、介護職員には、特有の病気や職業病が多く見られます。

この記事では、介護職員に多い病気10選とその対策について紹介します。介護職員の方はもちろん、介護職員を目指す方や、介護職員の健康を気遣う方にも参考になると思います。

介護職員に多い病気10選

介護職員に多い病気は、以下のように分類できます。

  • 身体的な病気:腰痛、肩こり、手荒れ、骨折、関節疾患など
  • 精神的な病気:うつ病、不安障害、パニック障害、過労死など
  • 感染症:インフルエンザ、風邪、結核、肝炎など

それぞれの病気について、原因や症状、予防や治療方法、完治までの目安の期間などを詳しく見ていきましょう。

病気 原因 症状 予防・治療 完治までの期間
腰痛 利用者の移動や寝返りなどの身体介助による腰への負担 腰部に痛みや違和感がある。重いものを持ったり、前かがみになったりすると痛みが増す。 腰に負担をかけないように注意する。腰部の筋肉を鍛える運動をする。湿布やマッサージなどで痛みを和らげる。痛みがひどい場合は、医師に相談する。 原因や程度によって異なるが、一般的には数日から数週間で回復する。
肩こり 身体介助や食事補助などの業務による肩への負担。記録管理などのデスクワークによる姿勢の悪化。 肩や首に痛みやこりがある。頭痛やめまい、吐き気などの症状が出ることもある。 肩のストレッチやマッサージをする。姿勢を正す。休憩をとる。痛みがひどい場合は、医師に相談する。 原因や程度によって異なるが、一般的には数日から数週間で回復する。
手荒れ 衛生面を考慮して頻繁に手を洗うことによる皮膚の乾燥や刺激。 手の皮膚がかさついたり、ひび割れたり、赤くなったりする。かゆみや痛みがあることもある。 手を洗った後は、保湿クリームなどで手をケアする。手袋を着用する。刺激の強い洗剤や消毒液を避ける。症状がひどい場合は、医師に相談する。 原因や程度によって異なるが、一般的には数日から数週間で回復する。
骨折 利用者の介助中に転倒したり、物にぶつかったりすることによる外傷。 骨折した部位に痛みや腫れがある。動かすと痛みが増す。骨が変形したり、皮膚が切れたりすることもある。 骨折した部位を固定し、冷やす。医師に診てもらう。ギプスや手術などの治療が必要な場合がある。 原因や程度によって異なるが、一般的には数週間から数か月で回復する。
関節疾患 関節に負担がかかる業務による摩耗や炎症。加齢や遺伝などの要因もある。 関節に痛みや腫れがある。動かすと痛みが増す。関節がこわばったり、変形したりすることもある。 関節に負担をかけないように注意する。関節のストレッチや運動をする。湿布や鎮痛剤などで痛みを和らげる。痛みがひどい場合は、医師に相談する。 原因や程度によって異なるが、一般的には数週間から数か月で回復する。完治しない場合もある。
うつ病 利用者や職場の人間関係によるストレス。過重な業務による疲労や不眠。利用者の死や介護の失敗などによる罪悪感や自己嫌悪。 気分が落ち込んだり、やる気がなくなったりする。興味や楽しみが減る。睡眠や食欲が乱れる。自殺や自傷の考えがあることもある。 ストレスを溜めないようにする。休息や趣味をとる。信頼できる人に相談する。カウンセリングや薬物療法などの専門的な治療を受ける。 原因や程度によって異なるが、一般的には数か月から数年で回復する。完治しない場合もある。
不安障害 利用者や職場の人間関係によるストレス。過重な業務による疲労や不眠。利用者の死や介護の失敗などによる恐怖や不安。 不安や恐怖が強くなり、パニックに陥る。動悸や息切れ、発汗などの身体症状が出る。特定の場所や状況を避けるようになる。 ストレスを溜めないようにする。呼吸法やリラクゼーション法などで不安をコントロールする。信頼できる人に相談する。カウンセリングや薬物療法などの専門的な治療を受ける。 原因や程度によって異なるが、一般的には数か月から数年で回復する。完治しない場合もある。
パニック障害 不安障害の一種で、突然の強い不安や恐怖に襲われる病気。 パニック発作と呼ばれる症状が起こる。動悸や息切れ、発汗、震え、胸痛、吐き気などの身体症状が出る。死ぬかと思うほどの恐怖を感じる。 パニック発作が起こったときは、落ち着いて呼吸を整える。周りの人に助けを求める。カウンセリングや薬物療法などの専門的な治療を受ける。 原因や程度によって異なるが、一般的には数か月から数年で回復する。完治しない場合もある。
過労死 過重な業務による過度な疲労やストレスが原因で、心筋梗塞や脳卒中などの突然死を起こす病気。 心臓や脳の血管が詰まったり、破れたりすることで、突然死に至る。事前に症状がない場合もあるが、胸痛や動悸、頭痛やめまいなどの不調がある場合もある。 業務量や時間を適切に調整する。休息や睡眠をとる。健康診断を受ける。心臓や脳の病気の予防や治療をする。 完治は不可能である。
インフルエンザ インフルエンザウイルスに感染することで発症する感染症。利用者や職場の同僚などからの感染が多い。 発熱や咳、のどの痛み、鼻水などの風邪症状が出る。筋肉痛や関節痛、頭痛などの全身症状が出ることもある。 インフルエンザワクチンを接種する。手洗いやうがいをこまめにする。マスクを着用する。発症した場合は、医師に診てもらい、抗ウイルス薬などの治療を受ける。 原因や程度によって異なるが、一般的には数日から数週間で回復する。
風邪 風邪ウイルスに感染することで発症する感染症。利用者や職場の同僚などからの感染が多い。 発熱や咳、のどの痛み、鼻水などの風邪症状が出る。全身倦怠感や食欲不振などの症状が出ることもある。 手洗いやうがいをこまめにする。マスクを着用する。発症した場合は、休息をとり、水分や栄養を摂る。症状がひどい場合は、医師に診てもらい、解熱剤や鎮咳剤などの治療を受ける。 原因や程度によって異なるが、一般的には数日から数週間で回復する。
結核 結核菌に感染することで発症する感染症。利用者や職場の同僚などからの感染が多い。 発熱や咳、痰、血痰などの呼吸器症状が出る。体重減少や全身倦怠感などの症状が出ることもある。 結核検診を受ける。マスクを着用する。発症した場合は、医師に診てもらい、抗結核薬などの治療を受ける。 原因や程度によって異なるが、一般的には数か月から数年で回復する。完治しない場合もある。
肝炎 肝炎ウイルスに感染することで発症する感染症。利用者や職場の同僚などからの感染が多い。 発熱や食欲不振、吐き気などの全身症状が出る。黄疸や尿の色の変化などの肝臓症状が出ることもある。 肝炎ワクチンを接種する。血液や体液の接触を避ける。発症した場合は、医師に診てもらい、抗ウイルス薬などの治療を受ける。 原因や程度によって異なるが、一般的には数週間から数か月で回復する。完治しない場合もある。

まとめ

この記事では、介護職員に多い病気10選とその対策について紹介しました。介護職員は、利用者のために尽力する貴重な存在ですが、その分、身体的・精神的に大きな負担を抱えています。自分の健康を守るためにも、病気の予防や早期発見、適切な治療が必要です。

介護職員の方は、自分の体調や気持ちに注意を払い、必要なときには休息や相談をとるようにしましょう。介護職員を目指す方や、介護職員の健康を気遣う方は、介護職員に多い病気やその対策を知っておくことで、より良い介護を提供できると思います。

介護職員の皆さん、お疲れ様です。これからも、頑張ってください。